G650GS ポジションランプ交換

先だってポジションランプ切れてるって書きましたが、これを交換するにはメーターASSYをどかす必要あり…で、どかそうとしたらネジが馬鹿になっていて困った。それ(なめたネジ)用の工具も試してみたがのだが食いつきの悪いステンレスネジには全く歯が立たない…

以前、寺に外してくれと頼んだのだが、工場長自ら悪戦苦闘すること30分…無理ですねとサジを投げられてしまった過去あり。しゃあない自分でやる?(できるのか?)

今日は久々に熱が出るほど知恵出した。ドリルで穿ります。ただ場所が場所なので垂直には刃が立てられす、ただ穿っても頭を飛ばせる感じがしない…さてどうする?

こいつが犯人、小さい径のドリルからだんだん大きいのに変えて穴を広げる。まずは2ミリのドリルから…

キュイーン…ステンレスはとにかく硬くてなかなか刃が進まない。焦らずしかししっかり押しながら根気よく穿る

貫通!

しかしハンドル周りの臓物が邪魔をしてまっすぐにドリルの刃が垂直には立てられず頭は落ちなない。ならば頭に手がかりを作って廻す手に方向転換。マイナス当ててひっぱたいてもステンネジは滑るのでびくともしない…しゃあない奥の手使う!?

ネジ頭の横っ腹に2ミリのトリルを刺しますがナカナカに難しい。鉄のネジなら軽くポンチ打てばすぐ食いつくのですがステンは流石に硬い…マイナストライバーで一撃食らわして小さな傷をつけ、そこを取っ掛かりにしてゆっくり慎重にドリルの刃を立てる…頑張ること数分、取っ掛かりが出来たらグイグイ掘る。そのうちサクッと貫通

ネジ頭の横っ腹に空いた穴にマイナスドライバーをしっかり引っ掛け、ハンマーで一撃、二撃、三撃…おっ、動いた!

一旦動き出せばあとは早い、コツコツ根気よく少しづつ回す

取れた!!!

犯人はこいつ、もう崩壊寸前まで穿った。てっきり固いロックタイトでも塗ってあるのかと思いきや何もない、何だったんだあの固さ…

頭の端っこに作ったこの取っ掛かりがポイント

さて、気を取り直して本来の作業に移る

ポジションランプ、しっかり切れとる

寺でランプを手配、ロングライフバルブ…?

これがねぇ…

高っ、びっくらこいた!豆電球一個で1,274円!

まぁ寺の電球高いことは知ってたが、偶には寺へお布施しなきゃという思い

メーター固定ネジが外れればメーターASSYはパカっと外れる

ポジションはそこ…

ポジションのソケット引っこ抜き

新しいバルブを挿す

メーターをもとに戻し、正規のトルクスネジで固定すれば出来上がり

カ・ン・セ・イ・

G6はヘッドライト常時点灯なので、ポジション切れてたって危ないわけでもなんでもない。メインキーをポジションで抜く必要がなければ無意味なのだがそこは気持ち。これで半年以上くすぶっていたモヤモヤ解消

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